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未来を担う子どもたちの育成支援「札幌市立東園小学校プログラミングキャンプ」を開催しました。
1月26日、27日、29日の3日間、札幌市豊平区の札幌市立東園小学校で、6年生の皆さんとプログラミングキャンプを実施しました。
子どもたちに、プログラミングの楽しさ、達成感やワクワクを感じてもらうこと。能動的な学びとプログラミング的な思考を体感してもらうことが目的です。
3時間目と4時間目の時間帯で、小学校に設置されているタブレットPCを使ってプログラミングを行いました。
タブレットPCにインストールされている「Scratch(※)」でキャラクターを動かすところから始めて、向きを変える、動きの速さを変える、動作を繰り返すなどのステップを経て、最終的にはゲームの制作まで実施しました。
ほとんどの子どもたちが「Scratch」未経験者でしたが、もの凄い集中力で、あっという間にコツをつかみ、トライアンドエラーを繰り返しながら、キャラクターを操作していました。
プログラミング後のディスカッションでは、ゲーム以外でプログラミングされているものをテーマに会話し、活発な意見が交換されるとともに、身近なものがプログラミングされていることや、自動運転、ロボティクスなど先進技術などにも触れ、未来への可能性も感じてくれたようです。
短い時間ではありましたが、子どもたちが自ら考え、工夫し、どんどん成長していく姿はとても素晴らしく、何より笑顔で「楽しい」と言いながら前向きに取り組む姿勢は、想像以上の成果だったと感じました。
今回体感してもらえたプログラミング的思考が、子どもたちの学びを豊かにしていくことを願っています。
プログラミングキャンプを実施するにあたり、ご協力いただきました札幌市立東園小学校の教職員の方々、並びに、参加してくれた児童の皆さん、本当にありがとうございました!
■参加してくれた子どもたちの声
- プログラミングして、思い通りに動いた時は、とても気持ちがいい。
- 一つひとつ操作を重ねていくことで、プログラミングが成立していることがわかった。
- もっと別なやり方を試してみたい。またやってみたいと思った。
■教職員の声
- 思い通りに操作ができた後に「次は○○をしてみよう」と、自ら新しい目標を設定して、改善していくことで、作品の品質が向上することはもちろん、子どもたちの思考も洗練されていくことが、この学習の素晴らしいところだと思いました。
※「Scratch」は、Scratch財団がマサチューセッツ工科大学メディアラボ ライフロングキンダーガーデングループと共同開発する、8〜16才のユーザーをメインターゲットにすえた無料の教育プログラミング言語及びその開発環境です。